こんな詐欺が頻発しています。

留学やワーキングホリデーで当地に来ている若い人たちは純真で人を疑うことをしない人が多いように思います。


それ自体は非常によいことですが、そこにつけ込む悪意の奴らがいることも知っておいてください。


今日、総領事館主催安全対策協議会で聞いた、最近頻発している詐欺をご紹介します。


1。小切手詐欺

ダウンタウンの学生やワーキングホリデーの若者が多くいるダンダスやスパダイナで、それなりの身なりをした女性が、泣いていたり、途方にくれていたりしている(ふり)をしていたそうです。

助けてあげようと事情を聞いてみると、お金が盗まれたとか、買い物したいが財布を家に置いてきたとか、理由を言い、声を掛けた若者に次のようにお願いするそうです。

”小切手帳をもっているので、貴方宛の小切手を出すから、それを銀行に入金して、そのあと現金を引き出して、私に戻してくれない?”

確かに、ATMで小切手を入金すると、一瞬残高が増えますので、小切手相当の現金は引き出すことができます。ただ、高額になるとHoldされる(現金化できない)金額が設定されるのですが、そこも計算済で、Holdされない金額ぎりぎり($800以下)でお願いするのだそうです。今日聞いた事件でも、$760、$790と微妙な金額を依頼されています。

しかし、入金した小切手の銀行口座には残高がなく、2日後にはNFBで取り消され、引き出した現金は戻ってきません。


2。賃貸物件詐欺

これはかなり以前からある詐欺ですが未だに発生しています。


当地に来る予定の若者が滞在する部屋をインターネット上で探し、家主(と称する)とメールだけでやり取り交渉して、まとまった時点で予約金2000ドル歩度を振り込ませる手口。
本人が当地に来てみるとそのような物件はなく、そこで初めて詐欺と気づく次第。しかし、その家主とは連絡が取れなくなり泣き寝入り。

こうした事件現場は明らかになったケースだけでも毎年5〜6件聞いており、おそらくそのまま泣き寝入りしているケースもそう頭数あると思います。

物件も見ずに契約をするのは日本人くらいのものです。気をつけてください。

ワーホリ・コネクト・トロント

トロントでワーキングホリデーにチャレンジしている若者を応援する情報サイトです。 オフ会企画など、ネットワークを広げるお手伝いをします。

0コメント

  • 1000 / 1000