今の経営者は無能!変えることができない!!

今日、東洋経済オンラインでこんな記事を読みました。

日本人は「人口減」で起こる危機を甘く見ている

最低賃金を上げ、自ら変わらねばならない


なんだ、また少子高齢化の話か、高齢者福祉を支えるために若者ががんばれ!という内容だろう


と思っていました。

たしかにそれに関連した内容なのですが、その中で『日本人の勝算』(東洋経済新報社)の著者、デービッド・アトキンソン氏は、日本人では書かないような視点で今の日本を見て提言しています。


たとえば、

本来であれば、ここまで人材の評価の高い国であるならば、人材を上手に活かしさえすれば、大手先進国で最高水準の生産性と所得水準を実現するのも可能なはずです。にもかかわらず、現在の体たらくに、長年の人口増加が生み出した日本の経営者の無能さや国民の甘えが如実に表れています。

日本以外の国では、生産性と人材評価の間に強い相関関係があります。また、人材評価と最低賃金にも深い関係があります。しかしながら、日本だけは人材評価が高いのに、最低賃金が低く、生産性も低いのです。異常だと言わざるをえません。(225〜226ページより)


今の日本の経営者の多くは、自分とほぼ同じ世代。

1980年前後に社会人となり、バブルで10年浮かれ、企業の中核になった1990年以降、なにもできずに今の現状を作ってしまった人たちです。この著者が見るように、自分を含めたこの世代を”無能”と言うのは、仕方ないでしょう。


この記事には、君たちの将来が書かれています。

是非、読んでみてください。


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