「やりたいことが見つからない」君へ

Newsポストセブンに以下のような就活記事が載っていました。

筆者はうさがわ・けいこさん 就活ブログの執筆者です。

多くの若者に共通する内容なので紹介します。

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(一部抜粋引用)

●「背伸び」したことで人との出会いに恵まれたBさん

「学生同士の付き合いはそこそこでいい」と考え、サークルには入らず、授業が終わるとすぐにバイト。バイト選びの基準は、「面白い大人がいる仕事」でした。大学生がよく選ぶ居酒屋や塾講師ではなく、ライターやソフトウエア開発など、大学生があまり選ばなそうな職場を中心に、10種類以上のバイトを経験しました。
「大学4年生になるころには、社会人1年目、2年目の正社員の方よりも、自分のほうが仕事をできていたかなという実感はありました。もちろん社員の方には社員ならではの苦労があったと思いますが」とBさん。
「今思うと、ちょっと背伸びをしすぎた“痛い”こともありました。ある時、優秀な人を見つけたので、『付き人をさせて下さい!』と言ったら、『付き人なんていらないよ、こっちは忙しいんだよ』と、追い返されてしまったこともありました」
 Bさんは、それでもめげることなく行動していました。
 
「デキる人を見つけては、無給で働くなど、相手に尽くしていました。中には可愛がってくれる人もいるし、片思いでもいいんです、一緒にいられるだけでラッキー、いろいろ学べるじゃないですか」
 バイトに明け暮れるある日、「最大手コンビニチェーンの社員の方から、突然『君、うちに来ないか』と声をかけていただけたときは、学生ながらに嬉しかったですね。断るのは心苦しかったのですが」。
 Bさんは、そのまま就活時期を迎え、すんなりと超大手企業に就職し、いまでは幹部候補として期待されるまでに成長しました。こう語ります。
「実は、いまだに『やりたいこと』は見つかっていません。ただ、僕は、人に恵まれたんです。相手にされないときは確かにつらかったですが、それでも、人に尽くしました。結果、人に恵まれたんです」
 違いは、「やりたいこと」の有無ではなく「人との関わり」にあるようです。私たちの人生は「何をするか」より、「誰と付き合うか」で決まるのかも知れません。

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「やりたいこと」を持っている人は、世の中にいないのかもしれませんよ。

「好きなこと」と「やりたいこと」、そして生きていくため(生活費を稼ぐため)にする「仕事」は、まったく別ものかもしれません。


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