11月雇用統計 失業率は40年来の低レベル でも?

12月8日 11月度雇用統計が発表になりました。


失業率 5.6%

これは、同じレベルの統計を摂り始めた1976年来 最低の失業率だそうです。


雇用数は10月から94,000人増えており、この1年で219,000人増加しています。

その多くはフルタイム雇用となっています。


でもトロント地区はちょっと違いが見えます。

トロント地区では、単月でみると失業率 6.1%となっております。

別の統計(3ヶ月移動平均)では、2017年5.5%だったものが、2018年では5.9%になっており失業率は上昇しているようです。


オンタリオ州での年齢層別にみると

全体では5.6%とカナダ全土と同じレベルですが、

15-24歳層 12.2%

となっており、若年層(特に大学、カレッジ卒業生)の失業率が高くなっています。

25歳以上では、男性4.7% 女性4.3%とほぼ完全雇用レベルに落ちています。

このレベルは日本でも言われているように人材不足のレベルです。


ワーキングホリデーでトロントに来ている方はパートタイムで雇用されるケースがほとんどと思いますが、社会の傾向は人材不足を背景にフルタイム雇用に向いており、仕事を見つけるのが厳しい状況になっています。


最後に多くの方が雇用されるサービス業の実態ですが、

パートタイム雇用の場合、平均週労働時間は17.1時間 週賃金平均が$256.90となっています。トロント地区に特定したデータではないのでトロントの実情にあっているかどうかわかりませんが、参考にはなると思います。






ワーホリ・コネクト・トロント

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