今年の大学授業料(9月5日ブログより)

今日の話題は、今週から始まった大学の授業料。

カナダの大学は、本当に少ない例外を除いて、州立です。

しかし、その運営は、各大学に任されており、授業料なども各大学が決定します。

今日、今年度の大学授業料がカナダ統計局からデータが公表されました。

フルタイム学生のUndergraduateプログラムの全国平均は、$6838 昨年より、3.3%値上がりしています。

カナダの物価上昇が2.0-2.5%程度ですから、物価上昇以上に値上がっていることになりますね。

州別には、アルバータ州が0.1%しか上がっていないのに対し、マニトバ州では6.5%も上がっています。

同じくフルタイム学生のGraduateプログラムでは 値上がり率は2.4%。

物価上昇率とほぼ同じで、実質値上がりなしとも言えます。

州別には、BC州 2.0%、マニトバ州 6.5%の値上がり。アルバータ州、ニューファウンドランド州では値上げなし。プリンスエドワード島では0.8%値下げとなっています。

学部別ではこのようになっています。

最も高い順から

歯学部 $23474

医学部 $14780

法学部 $13332

薬学部 $10746

低い順では、

教育学部 $4538

人文学部 $5773

看護学部 $5778

農学部 $5846

これらはカナディアン学生の授業料ですが、留学生の場合には

Undergraduate $27159 6.3%値上げ

Graduate $16497 1.0%値上げ

ただし、オンタリオ州では、2.4%値下げが行われています。

その要因は、トロント大学が導入した博士課程PhDの留学生の授業料をカナディアン学生の授業料と同じにしたことがあります。

一方では、ニューファウンドランド州では博士課程PhDの留学生授業料を30%程度も値上げした州もあります。

こうして見ると本当に、大学、州によってまちまちですね。

金額的には、日本の大学授業料とあまり変わらないレベルでしょうか。

もしかしたら、高いかも?

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