若い人は、技能を身に着け、いつでも独立できる準備を
自分は、社会人人生43年の中で、就職・転職2回と3つの会社・団体を経験しています。
就職した会社で国内12年、海外7年半
駐在帰任を機に、カナダで転職した会社で7年
そして現在のNPO団体で16年半となりました。
家族、子供3人を持つ身としては、転職の都度、収入が減り、家計が相当苦しい時期もありましたが、なんとか乗り切り今に至っています。
自分の世代は、逃げ切り世代とも言われ、バブル期を経験し、その後の崩壊時も経験していますが、なんとか定年まで勤めあげることができた最後の世代かもしれません。
しかし、これからの世代は、終身雇用、年功序列が崩壊し、たとえどんな大きな会社であっても、就職した会社が5年後、10年後にあるという確証はまったくありません。企業も生き残りのために必死です。
この記事では、今の若い人が今後直面する現実をこのように書いています。
「45歳を過ぎたら早期退職をほのめかされる」
「70歳以降も働かないと、貧乏生活が待っている」
「出世コースを外れる人間は、定年まで会社に残れない」
”現在20~40代の会社員は、「一生のうちに何度も転職をする」「働きながらリスキリングを重ねて、新領域にチャレンジしていく」努力が、求められていくことでしょう。”
”たった1社に骨をうずめることが前提の終身雇用制度は、「よそでは通用しない人材」を大量生産することに他ならないのです。”
”自分の年齢とともに、思考も価値観も働き方もアップデートしていくべきなのに、その更新を怠り、惰性で働き続けていったツケは、65歳の定年時に確実に表れます。再就職したくても、「やりたい仕事」も「できる仕事」も皆無な事実に、定年と同時に気づき愕然とする事態は、なんとしても避けたいものです。”
こうした意見に加え、Aiに仕事が置き換わり、選択の道が減っていくかもしれません。
むやみな転職はお勧めしませんが、やはり技能を身に着け、会社、組織に100%依存しなくても生活を維持できるような道を探る必要がありそうです。
0コメント